ウエストがくびれていると、見た目がカッコいいだけでなく“女”としてのアピ度がグッと高まるとか。
全身痩せるのはハードルが高くても、ココだけならちょっとした意識次第でどんどん変化が見えるはず!

「くびれが見当たらない……」あなたの原因は、きっとこんなライフスタイル

「何とかしたい!」なら、まずは自分がどんな生活習慣を送っているか見直すことから。

そんなライフスタイルだとやってくるのは“くびれ”じゃなく“ずんどう”

姿勢が丸まると肋骨が下がる
スマホやPCを長時間操作していると、自然と猫背になりがち。体が丸くなると肋骨が下がるため、くびれがなくなる原因に。
座る体勢が長いと骨盤が広がりやすい
座っている間は骨盤が開きがち。骨盤が開いていると内臓がその分下がるため、くびれがなくなってしまう。
忙しいと呼吸が浅くなる
ストレスや寝不足など生活習慣が乱れていると、呼吸が浅くなって横隔膜が硬くなるためくびれが消滅しがち。

でも!!くびれがある人は、顔色も良くてヘルシー美しい☆

内臓の位置を上げると機能が高まり、新陳代謝がアップ。表面温度ではなく、身体の芯の部分が温まりやすくなります。
女性に多い冷え性や便秘などの悩み解消にもつながるでしょう。
だから、くびれは見た目だけでなく内側からの美を表す、大事なパーツなのです!

くびれリバイバル&くびれメイク

あなたのくびれを復活!そしてさらに一歩せめてさらなるくびれを!

毎日のボディケアに、くびれの強力サポーター☆

憧れのメリハリボディをバックアップする、あの名品を狙い撃ち!

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自力の努力をしつつ、他力も拝借して美シルエット♡

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好きなタイミングでできるから、続けやすくて効果も期待大☆

読モに聞きました!リアルに続けている“くびれ習慣”

ちょっとしたことの積み重ねで、気が付けば「結構、イイ感じ!?」

筋肉と骨格のバランスを整えれば憧れのくびれが!

くびれは、“横隔膜”“腹横筋”“骨盤底筋”といった3つの筋肉と、“肋骨”“骨盤”の2つの骨組みから成り立ちます。この5つのパーツのそれぞれの働きにより、胴体部分は風船のように膨らんだり、凹んだりすることができ、これを“腹圧”と言います。腹圧は誰でも一定というわけではなく、状態が悪ければ弱くなり、それは“風船が膨らみ過ぎた状態”を表します。すると、姿勢が悪くなり、内臓が下がり、くびれのない下腹部が出た状態に。美しいくびれを作り、キープするためには、5つのパーツがそれぞれ正しい位置で、柔軟性を持っていられることが重要です。

骨格の面からくびれるための理想とは、“肋骨の横幅”と“骨盤の幅”がちょうど同じライン状にあること。つまり、肋骨や骨盤が横に広がっていたり、肋骨が下がっていたりすると、くびれラインは崩れてしまいます。

5つのパーツの中で特に重要なのは“肋骨”です。もともと、人間の構造は他の多くの動物と同じ四本足設計。犬や猫、馬やライオンなど、どんな四足歩行の動物を見てもみんなくびれがしっかりありますよね。

しかし、人間は進化により二本足で立つことになったため、お腹に劇的な変化が起こりました。それは、肋骨がコンパクトになり、位置も下がりやすくなったこと。それにともない、内臓が骨盤の方へと一気に落ちてきました。
行き場をなくした肋骨は下の方で潰れ、骨盤は“内臓を支える”という新しいミッションを背負わされたためにバランスを保つのが難しくなりました。

だから、人間のくびれは意識していないとなくなりやすいもの。
ただし、良いバランスを保てるようケアをすれば成果が出やすいパーツでもあるので、ぜひ一度意識し直してみてください

お話を伺ったのは

理学療法士

清水賢二さん
10 年間、理学療法士として医療現場で活動。
骨格調整の専門家として延べ1 万人の施術実績あり。骨格の状態やバランスを細かく分析し、関節運動学に基づいた美容整体サロン運営も。
http://beautyarmor.jp

撮影/米玉利朋子(G.P.FLAG Inc)
イラスト/亀岬美恵
構成・文/長江裕子