期待できる効果を上げればキリがないほど万能がゆえ、美容・健康業界でも再びフィーチャーされているアロエ。
実は知っているようで知らないアロエの魅力に迫ります♡

知っておくべきアロエのこと

Aloe01 アロエの品種はなんと300種類以上!

葉肉が厚い「アロエベラ」や、日本で古くから栽培されてきた『医者知らず』と言われる「キダチアロエ」をはじめ、茎のない葉野菜のようなものや、20m以上の高さになるものまでさまざまな形状のものが確認されているアロエ。
種類によって含有成分が異なるので、特徴に合わせて食品や化粧品、医薬品など幅広く活用されています。

Aloe02 紀元前から愛されてきたアロエの歴史

薬が発達していなかった古代の人々は、アロエの効果に目をつけて活用していました。
絶世の美女として知られる古代エジプト女王のクレオパトラは美容のためにアロエ液汁を全身に塗っていたり、マケドニア帝国を築いたアレキサンダー大王は兵士の病気やケガを癒すため遠征時には必ずアロエを持っていたと言われています。

Aloe03 砂漠でも潤い続ける驚異の保水力

砂漠の過酷な乾燥地帯でも生き抜く力を持つアロエは、葉にたくさんの水分と栄養素を蓄えることができます。
肉厚な葉の皮に包まれたゲル部分に含まれている「ムコ多糖類」は細胞の間で水分を貯蔵。
一般的な野菜は切断して放置すると1週間ももちませんが、アロエは約1カ月経ってもほぼ変化のないまま、みずみずしさを保ちます。

Aloe04 美容にも健康にもヨシ豊富な栄養素

アロエには必須栄養素を含む200種類もの有用成分が含まれています。
それらの異なる成分が共同して健康や美容に良い効果を発揮することから、音楽のオーケストラに例えられるほど。
中でも「アロエベラ」は低カロリーなのに健康によい成分を含むスーパーフードとして注目を集め、海外で人気が高い食材です。

Aloe05 最新科学で解き明かされるさまざまな美肌作用

小林製薬で10年前から行われているアロエの良さを解明する最新科学技術の研究によると、「アロエベラ」には保湿作用以外にも肌の再生や肌バリアの向上、美容成分の肌への浸透促進作用などさまざまな美肌作用があることが明らかにされてきました。
外的ストレスにさらされる現代女性に有効な成分だということが分かってきました。

教えてくれたのはこの人!

アロエガーデン 開発・企画担当  福田敬子さん
2012年からアロエ研究に従事。アロエ専門のライフスタイルショップ「アロエガーデン」の立ち上げメンバーの1人として活躍。アロエにまつわる製品開発、情報発信を行うアロエのスペシャリスト。

アロエガーデンは、小林製薬グループです。
詳細はこちら→アロエラボ https://www.aloelabo.jp/

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撮影/高嶋佳代
構成・文/東宮美奈子、前川彩乃