今の気分、今日の私を表現する最高のツール“フレグランス”。
脳まで響く香りのチカラを借りれば、気になる彼の気持ちに踏み込めるかも。
お気に入りをいくつかそろえて、使い分けられるようになってこそ、正真正銘のいい女♡

2020年登場のNEW ITEM

  • 華やかな花々の香り FLOWER
    主役を張るのは、まばゆいほどのフラワー。可憐だったり、魅惑的だったり、花の種類や合わせ技でイメージはさまざま。
  • 花々+α、樹木などの香り AND MORE
    ジューシーな果物や、みずみずしい樹木、しっとりとした苔などの奥深さ。個性豊かな香りからお気に入りを選んで。

エシカル、サスティナブル要素も

外出先でも香りを重ねづけ

なりたいイメージの女性になる

香り初心者にもおすすめ

これからの季節、ニオイ対策にも

肌の質感や目的で取り入れる

憧れのアノ人と同じ香り♡

フレグランスの基礎知識

香りの種類

香水は、濃度(賦香率)の違いと持続時間によって4つの種類に分けられます。現在はオードパルファムとオードト ワレが主流です。

使用している香料により、香調は以下の通り分けられます。とくにレディースフレグランスでは、フローラル・オ リエンタル・シプレーの3つに分けられるのが一般的。

  • フローラノート:軽め~重め
    花々を中心とした香り。シングルやブーケ、清楚から華麗な香りまでバリエーションが幅広い。
  • オリエンタル:重めが多い
    東洋のスパイスや樹脂、動物性の香料で特徴づけられた、エキゾティックでパワフルな香り。
  • シプレー:軽め~重め
    柑橘や花々の香りにオークモス(樫の木に生育する苔)をプラスした、神秘的でしっとりした香り。
  • シトラスノート:軽め
    レモンやグレープフルーツ、マンダリンなどのシトラスフルーツが立ち上るフレッシュな香り。
  • ウッディ:重めが多い
    樹脂やさまざまな樹木が広がる、温かくて落ち着きを感じる香り。

一般的なつけ方

スプレータイプのフレグランスは、清潔な肌から10~20㎝離して1カ所に1プッシュ。2~3カ所までが適量です。外出する30分~1時間前につけると香りが肌になじみ、まろやかに香ります。また、香りは下から上へと立ち上る性質があるため、シーンによりつける位置を変えるとより良いでしょう。

  • 香りをさりげなく香らせたい時
    ウエストから下(ウエスト・ももの内側・ひざの内側・足首)につけるのがおすすめ。
  • 香りで印象づけたい時
    ウエストより上(手首・ひじの内側・肩)などが効果的。
NGアクション
  • 人と会う直前に香りをつける
    アルコールを強く感じてしまうので、避けるのがベター。
  • フレグランスをつけた部分を強くこすって香りを移す
    香りの粒子がつぶれて本来の香りが楽しめないことがあるので避ける。
  • 汗をかきやすい部分または、汗をかいた肌に香水をのせる
    汗のニオイとフレグランスが混ざってしまい、本来の香りを損なう。

教えてくれたのは

パルファムソムリエール (伊勢丹新宿店 本館1F=フレグランスコーナー)
山野邉 志保さん

柔らかな物腰と豊かな知識、経験に培われたコンサルテーション力に多くのファンを持つ。

撮影/高嶋佳代 構成・文/長江裕子 デザイン/最上真千子