シミ、毛穴、クマなど、最近気になり始めたそのトラブルが実は初期老化のサインの可能性が。
肌老化のメカニズムから人気ブランドのいち押しコスメを紹介!
Contents
お肌の曲がり角世代 読モのリアルなお悩み
最近、目の周りのシワが目立つようになってきた |
10代の頃に紫外線ケアを怠っていたせいで頬にシミが! |
口元や頬の毛穴の開きが気になる! |
前まで平気だったのに寝不足だと翌日クマができるように |
人気ブランドいち押しファーストエイジングケアコスメ
- 【毛穴対策】
汚れや不要な角質をリセットしながら上質な潤いを補給し、ふっくら肌に整えることが大切! - 【シミ対策】
シミは“作らせない”&“溜め込まない”ことがカギ。UVケア&美白コスメでコツコツケアを。 - 【クマ対策】
お疲れ感を強調するクマは、贅沢美容液成分でリッチに潤したり、ツールを活用することで解決! - 【くすみ対策】
角質ケアと浸透保湿のWアプローチで、ターンオーバーを促し巡りの良い肌に整えるのが正解。 - 【シワ対策】
最先端成分や濃厚な潤いでゆるんだ肌にハリを与えるケアを。小ジワ程度ならなかったことに! - 【プチプラアイテム】
最新成分を搭載したり、浸透力を高めたりと、ハイパフォーマンスを追求した高コスパエイジングケアコスメを紹介。
エイジングは25歳頃からすでに始まっている!
肌老化とは、肌機能が衰え、シミやシワ、たるみなどのエイジング症状が目立ってくる現象をいいます。主な原因は紫外線や加齢、乾燥。これらの影響でハリ・弾力に関わるコラーゲンなどが減少、または劣化したり、肌の保水機能や代謝も低下したりすることで症状が表面化します。一般的には25歳頃から始まり、それを自覚し始めるのは20代後半から。うっすらシミができた、寝てもクマが治らないなどの症状がある人は老化が始まっている可能性が。秋は夏の間に受けたダメージが蓄積しているため、肌悩みも老化も進行しやすくなります。20代からケアを始めている人は何もしていない人と比べると、10年後に明らかな差が出るので早めのケアがおすすめですね。(山屋先生)
教えてくれたのは
美容皮膚科医
山屋雅美先生
シミ、シワ、たるみなどのアンチエイジング治療に加え、ニキビ等の皮膚疾患まで精通した肌質改善治療が得意。
CLINIC DATA
美容皮膚科 タカミクリニック
住所:東京都港区南青山3-18-5 モンテプラザ2・3F
TEL:03-5414-6000
診療時間:10:00~19:00
休診日:木曜
https://www.takamiclinic.or.jp/
ファーストエイジングケア基本のQ&A
自分のエイジングレベルを知る方法から基本のケア法まで、山屋先生が読者の疑問にアンサー。NG行動も参考にして。
Q.そもそも今の肌状態がよく分からない。肌の老化レベルを知る簡単な方法ってありますか?
A. 鏡を使えば自宅でも、電車の中でも手軽にチェックできる!
鏡で自分の顔を正面と下から映して見比べ、下から見た時の方が老けて見える人は要注意。また、顔の影を強調しやすい電車内で、窓に映った自分の顔に普段はない影やシワが見えるようなら老化が進んでいる可能性が。
鏡を顔の下に置き、そこに映る自分の顔をチェック。たるんで見えるようなら早めのケアを!
Q.エイジングケアって何か特別なことをするの?ケアの方法を教えてください!
A. 毎日のスキンケアを丁寧に行うことがエイジングケアの第一歩
エイジングケアの基本は、メイクや汚れをきちんと“ 落とす”、十分に保湿をして潤いを“ 補う”、日焼け止めで紫外線から“ 守る”の3つ。特に、肌老化の原因の約8 割と言われる紫外線は、何より先に予防の徹底を。
クレンジング
メイクが濃くなりがちな目元は専用リムーバーでオフ。落とす時は、「優しく」が鉄則。
洗顔
ゴシゴシ洗うと肌を傷つけ、トラブルの原因に。洗顔料はしっかり泡立て、優しく洗浄を。
化粧水
手のひらで温めてからのせたり、なじませた後はハンドプレスで奥へと浸透させるのが◎。
乳液・クリーム
優しくのばし、乾燥する部位は重ねづけを。油分が気になるならクリームは部分使いを。
Q.肌老化を早めてしまうNGな行動が知りたい
A. 手抜き&過度なケアに加え、偏った食事は美肌の敵!
紫外線は老化を招く大きな原因のひとつ。日焼け止めを塗らなかったり、ファンデだけでUV カットをするのは対策不足です。また間違ったスキンケアは、肌に負担がかかってNG。食事も「バランス良く」を心がけて。
Q. エイジングが進みやすい肌質や骨格ってあるんですか?
A. 乾燥肌や目の大きい人、姿勢が悪い人などは注意が必要
乾燥肌の人は外的刺激を受けやすいため老化が進みやすい。頬骨の高い人はほうれい線、目の大きい人はクマ、口元を動かさない人はマリオネットラインができやすく、猫背で姿勢が悪い人はたるみやすいですね。
撮影/高嶋佳代 取材・文/真栄田佳子