STEP1 肌に化粧水や美容液を塗るように腸には食事で菌とえさを届ける
腸に届けたい菌は、私たちの味方となる善玉菌。その主力のひとつ、乳酸菌は主に小腸に存在し、現在発見されているだけで約400種類。
腸内で善玉菌を増やして腸内環境をベストバランスへ導いてくれるほか、たとえば花粉症に有用なもの、脂質の吸収を妨げるものなど、その種類によって異なる効果をもっています。
菌を活発に働かせるには、えさと一緒にとり入れること。
私たちも腹ペコではあまり動けませんよね。同じことです。
Point!
☑︎ 菌は60℃以上になると死んでしまうため、生でとるのがおすすめ。
☑︎ 善玉菌の好物、水溶性の食物繊維やオリゴ糖のえさをセットで。
STEP2 クレンジングや洗顔と同じように腸内のゴミはきっちりと出す
腸内に不要な老廃物などのゴミをため込んでしまうと、悪玉菌が活発になるため理想の腸内環境とは逆に傾いてしまいます。
そこで必要なのが、善玉菌のなかでもビフィズス菌。この菌は大腸にすみつき、酢酸を作り出しています。
酢酸は病原菌などから腸内を守るほか、腸管を刺激してぜん動運動を活発にする働きをもっています。
そのため、ビフィズス菌を大腸に送り込むことがスムーズな便通をもたらす鍵となります
Point!
☑︎ こちらの菌も熱に弱く、好物は水溶性の食物繊維やオリゴ糖。
☑︎ 便のかさを増して腸の動きを良くする不溶性の食物繊維もとって。
UNCHI美人になるための、さらなるコツを伝授!
- 善玉菌は多種多様にとり入れるほど健康に良いことが分かってきています。“だけ”ではなく、バランス良くいろいろ食べること!
- 腸のぜん動運動促進には “エクササイズ”もとり入れましょう!
- 腸の活動の鍵をにぎっているのは水。朝、目覚めたらすぐにコップ1杯の水を飲みましょう!
- 腸内の滑りを良くし、便の排泄をスムーズにする油にも注目を。夕食に大さじ1杯とり入れてみて!
- 良くも悪くも、腸内環境の大きな実感得るまでの期間はおよそ2週間。改善の目安にしてみてください!