旬のエンタメ情報をお届けします!
MOVIE
『ヘヴィ・トリップⅡ/俺たち北欧メタル危機一発!』
12月20日(金)より、シネマート新宿ほか全国順次公開
【監督・脚本】ユッカ・ヴィドゥグレン、ユーソ・ラーティオ
【出演】ヨハンネス・ホロパイネン、マックス・オヴァスカ、サムリ・ヤスキーオ、チケ・オハンウェ
友情、家族愛、爆笑&号泣てんこ盛りストーリー
結成12年目にして初オリジナル曲で巨大フェスに出演、そこでの大暴れにより収監されているフィンランドの田舎ヘヴィタルバンド、インペイルド・レクタムの4名。
獄中で世界最大のドイツのメタルフェスのオファーを受けて……。
2019年、まさかの大ヒットとなった爆笑メタルコメディがパワーアップしてリターン!
日本からBABYMETALが参戦!
オリジナリティあふれるバンドが増えてきた現代のメタルシーン。
それを象徴する存在として、日本からBABYMETALが出演。
「インペイルド・レクタム」にパワーを与える重要な役どころで、ライブシーンもあり。
3人のセリフもたくさんあって、英語の発音も素晴らしい!!
『blur:To The End/ブラー:トゥー・ジ・エンド』
2025年1月31日(金)より、角川シネマ有楽町ほか全国順次公開
【監督】トビー・L
【出演】デーモン・アルバーン、グレアム・コクソン、アレックス・ジェームス、デイヴ・ロウントゥリー
全ての音楽ファン必見の、偉大な音楽の背景
「SUMMER SONIC 2023」ヘッドライナーとしてのパフォーマンスの記憶も新しい、イギリスのブラー。
新曲をレコーディングするために、2023年初頭に集まったメンバー4人を追ったドキュメンタリー。
リラックスしているようでいて、緊張感も漂ってくるユニークな4人の空気感は絶妙。
ライブ・フィルム『blur:Live At WembleyStadium/ブラー:ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』も同日公開。
天才の苦悩を捉えた貴重な映像
キーボードに向かい、泣いて笑って時には寝落ちしながらも創作し続けるフロントマンでもあるボーカルのデーモン・アルバーン。
世界中の音楽ファンを魅了する楽曲を生み出す、厳しく頑固でそれでいて脆い天才の姿が胸に迫ってくる。
偉大な音楽が生まれる現場を、体感できる作品。
BOOK
『藤子・F・不二雄がいた風景』小学館ドラえもんルーム:編
漫画作品とはひと味違うレアワークスも多数収録
藤子・F・不二雄の生誕90周年イヤーのラストを飾る1冊。
年代順に作品誕生の流れを紹介したクロニクル、当時を知る関係者への新規インタビュー、作品構想メモを含む貴重な原画など、豊富な資料をまじえて「漫画家」藤子・F・不二雄の足跡をたどる。
胸アツの若き日の写真や上京前の作品も!
『ドラえもん』を始め、誰もが読んだ人気作品に関するエピソードが読めるのはもちろん、貴重な資料も数多く掲載。
中には、筆跡が色濃く残る、上京前に描かれた原画も。
ひたむきに夢を追っていた頃の藤子・F・不二雄先生の姿に胸が熱くなる。
ART
『ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト』
2025年1月25日(土)~4月6日(日)
東京・森アーツセンター ギャラリー
https://egypt-brooklyn.exhibit.jp
六本木に広がる古代エジプトの世界へ、ようこそ
ブルックリン博物館が誇る古代エジプトコレクションから、彫刻、棺、宝飾品、陶器、パピルス、そして人間やネコのミイラなど約150点の名品群が来日。
今注目を集める気鋭のエジプト考古学者・河江肖剰が、謎に満ちた三千年をともに旅する案内人として登場。
高度な文化を創出した人々の営みをひも解く。
知っているようで知らない「不思議」と「謎」を検証!
人々はどんな暮らしを営み、何を食べ、どんな言語を話したのか、ピラミッドはなぜ、どのように作られたのか。
これまでのエジプト展で見過ごされてきた「知っているようで知らない事実」から最新技術を使ったピラミッドの研究成果まで、映像や音声も交えて紹介。
開創1150年記念 特別展『旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-』
2025年1月21日(火)~3月16日 (日)
東京国立博物館 平成館
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/daikakuji2025/
東京の博物館で臨場感ある大覚寺を体験
876年弘法大師空海を宗祖とする寺院となった、旧嵯峨御所大覚寺。
2026年に開創1150年を迎えるに先立ち、寺宝の数々を一挙公開。
平安時代後期の仏像の最高傑作のひとつである、明円作の重要文化財「五大明王像」(本尊)を、初めて5体そろって東京で公開。
また通常非公開の重要文化財「正寝殿 御冠の間」を会場内に再現。
前期後期合わせて123面 障壁画に覆われた華やかな空間!
現在14か年にわたる大修理の途中である、大覚寺の障壁画。
約240面におよぶ襖絵や障子絵などから修理を終えたものを中心に、前後期あわせて123面を展示。
徳川秀忠の娘で、後水尾天皇に入内した和子の御所を飾ったと伝わる「牡丹図」(重要文化財)は圧巻の全18面、総長約22m。
『坂本龍一 |音を視る 時を聴く』
12月21日(土)~2025年3月30日(日)
東京都現代美術館
www.mot-art-museum.jp/exhibition/RS
坂本龍一の音と時間に没入する企画展
多彩な表現活動を通して、時代の先端を常に切りひらいた、音楽家・アーティストの坂本龍一の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する、日本初・最大規模の個展。
生前坂本が東京都現代美術館のために遺した展覧会構想を軸に、音と時間をテーマにした没入型・体感型サウンド・インスタレーション作品10点を構成・展開。
「音を空間に設置する」という坂本龍一の芸術的挑戦を体感
《ロンドンフォグ》は美術館屋外のサンクンガーデン(展示室につながる広場)を使ったインスタレーション。
霧と光と音が一体となり、自然への敬愛や畏怖の念を想起させるような夢幻のシンフォニーを奏でる。
目と耳を見開いて、体で感じて、参加者も作品の一部となる。
Drama
『クジャクのダンス、誰が見た?』
2025年1月、毎週金曜夜10:00~10:54
【出演】広瀬すず、松山ケンイチ
2024年大ヒットコミックがドラマ化広瀬すずと松山ケンイチが“バディ”に!
大学生の山下心麦の、元警官の父親が殺された。
犯人として逮捕された人物は、父が22年前に一家惨殺事件の犯人として逮捕した人物の息子だった。
本格サスペンスドラマ初主演の広瀬すず演じる心麦と共に、事件の真相を追う弁護士・松風義輝役に松山ケンイチ。
親子の愛と運命が交錯する、究極のヒューマンクライムサスペンス。
劇中のどこに登場するかチェックタイトルはストーリー全編のキーワード
原作は月刊漫画誌『Kiss』にて連載中の、「このマンガがすごい! 2024」にランクインした人気作品。
タイトルはインド哲学の一節で、「たとえ誰も見ていなかったとしても、犯した罪から逃げることができない」という意味の、物語のキーとなる重要な言葉。
文/山西裕美(ヒストリアル)