“第2の脳”として、その存在価値を再認識させられている腸。
いまでは病との関連性だけでなく、肌や肥満状態、アレルギーや性格にまで関わっていると言われています。
では、具体的に腸とはどのような働きをしていて、私たちに“見える”影響をもたらしているのか、教えてもらいましょう。
キレイを育む腸内環境かどうかは、 UNCHIをチェックすれば分かります!
十二指腸
胃の次に、食物の消化をサポートする器官
胃と小腸をつないでいる、小腸の一部。胃液である程度分解された食物を、胆汁や膵(すい)液などでさらに分解。小腸で栄養分を吸収しやすい状態に整える。
大腸
排泄に関するすべてはここでコントロール
小腸で消化されなかった食物から水分を吸収し、残りカスを分別。ぜん動運動という動きによって食物の残りカスや老廃物などを便としてまとめて排泄。便の状態や便意もここで決まる。
小腸
メイン機能は、栄養分の¥吸収と免疫操作
十二指腸から届いた食物の最終消化と吸収、そして免疫をつかさどる器官。その表面積は、なんとテニスコ ート1面分。小腸の働きが悪いと、どんなに良い栄養分も吸収が悪くなり、思うような良い反応が出ない。
腸とは…腸は消化・吸収・排泄をつかさどり美しく生きるための最重要器官!
腸は“吸収する小腸”と“排泄する大腸”の2つに大きく分かれます。小腸で体内にとり入れた栄養の消化・吸収を行ない、大腸で不要となった老廃物を排泄しているのです。
そして小腸にはさらに、病原菌などの侵入を防ぐ“免疫器官”という重要な役割もあり、これが昨今、腸が注目されているポイント。
腸が正しく働いていれば、異物が入ってきたとしても撃退するパワ ーがあります。
体調を崩したり、肌荒れが起きたり、感情がコントロールできなくなったりという、あらゆる“ゆらぎ”が起こりにくくなるため、腸がキレイな人は、強く、美しい状態でいられるのです。
腸内細菌とは…キレイのための味方をしてくれる良い菌=善玉菌多めがベスト
人体を構成するのは約37兆個の細胞。それに対して腸内には100兆個以上の細菌が常在しています。
これらの菌は、ヒトに対して良い影響をもたらす善玉菌、病気などの原因になる悪玉菌、状況次第でどちらにも転がる日和見菌の3種類に分かれ、善玉菌が優位になると病気予防やエイジングケアにつながることが分かっています。そのベストなバランスは、善玉菌:悪玉菌の割合が2:1の状態。
しかし、どこかでベストバランスに整ったとしても、腸内環境は刻一刻と変わってしまうため“善玉菌溜め”みたいなことはできません。
腸内環境を左右する毎日の食事で、逐一良い状態を目指すことが大切です。
腸内環境が乱れると……免疫力が低下してさまざまな“ゆらぎ”の可能性アリ
☑︎ 便秘や下痢
☑︎ 肌荒れ
☑︎ アレルギー
☑︎ 肩こりやむくみ
☑︎ 不眠
☑︎ 精神疾患
☑︎ 婦人科系疾患
☑︎ 脳疾患
☑︎ 高血圧
☑︎ 糖尿病}
……and more!