そもそも“マイクロニードルパッチ”って、どういうものですか?
ヒアルロン酸をはじめとした美容成分を針状にした、先進的な化粧品をまとめて“マイクロニードル化粧品”と呼んでいます。
“パッチ”は、医療用語で“薬を染み込ませて皮膚にあてるもの”という意味がありますが、 “貼る”という意味合いでスキンケアアイテムにも使われています。
他に、“シート”や“マスク”と呼ばれることもあります。
美容成分を針状にすることのメリットは、その成分が角層最深部まで到達し、ダイレクトに届けられる、ということです。
ちなみに『NISSHA』ブランドの針は円錐台形
マイクロニードル化粧品のパフォーマンスを最大限まで引き出すため、改良を重ねて生み出されたのがこちら!
針の根もとが太く、先端はフラットな円錐台形は、針が潰れにくいためアプローチ性が高い。
ただ貼ればいい? ベストな使い方のコツってありますか?
クレンジング・洗顔の後、化粧水をたっぷりなじませた肌にご使用ください。
マイクロニードル化粧品は、角層内部の水分に溶け出すことで浸透していきます。
そのため使用前は、いつもより多めの化粧水をなじませておくと効果的です。
また、5〜6時間、ゆっくり時間をかけて角層のすみずみに浸透していくという性質があるので、就寝前のお手入れとしてとり入れるのがおすすめです。
ただし、油分を多く含む乳液や美容液、クリームの上から貼るとシートが剥がれやすくなるので注意が必要です。
☑使用前はたっぷりと潤い補給をする
角層内の水分が十分にないと、浸透しにくくなる場合が。さっぱり系の潤いをしっかりチャージ。
☑5~6時間は貼り続ける
針が溶けきるまでに5〜6時間(アイテムにより異なる)。その前に剥がしてしまうと、美容成分が想定より行き渡らないため不完全燃焼状態に。
☑クリームなど油分の多いスキンケアは避ける
せっかくの針状パッチも剥がれてしまったら意味がありません。もちろん、シートを貼っていない部分はいつも通りの乳液やクリームを使ってOK。
一般的な“塗るコスメ”と、どう違うものなの?
従来のスキンケア化粧品は、いつもみなさんが行っているように肌の上にのせますよね。
つまり、塗布すると角層の最上層部から浸透していきます。
そのため、届かせたい下層まで行き渡りにくい成分もあります。
その場合、皮膚の上層部だけが美容成分で高濃度になり、角層に均等に美容成分を浸透させることが難しい、と言えるでしょう。
いっぽうで、針状のマイクロニードル化粧品は肌に貼った時点で角層最深部まで針が到達します。
そこから浸透が始まるため、角層内の美容液濃度を均等にすることができるのです。
すなわち、角層のすみずみに隙間なく美容成分を届けることが可能。これが最大の違いですね。
使い続けると、どんな効果が出てくるの?
肌のヒアルロン酸含有量は、年齢とともに減少していきます。
そのため、コンスタントにヒアルロン酸をチャージしていくことは、肌悩みの改善や、未来の肌をキレイに保つ予防美容(エイジングケア)につながると言えるはず。
マイクロニードル化粧品は、従来の化粧品では角層に浸透させることが難しい高分子サイズの美容成分を届けることができ、高分子サイズのまま届ける=その美容成分が持つ効果を最大限に引き出せる、となります。
例えば、ヒアルロン酸は水分を抱え込んで膨らむ性質があるため、ふっくら弾力感のある肌に導くことが期待できるでしょう。
“マイクロニードルパッチ”愛用者は、こんなメリットに喜んでます
- ちりめんジワが薄くなった気がする
- しぼんでいた目元が、ふっくらしてきた!
- シミが薄くなって、コンシーラーを使わなくなった
- ずっと悩みだった鼻の毛穴が目立たなくなった
- 眉間のシワが改善されて、自分的には若返った気が♪
編集部まとめ
どんなにリッチな美容成分も、必要なところに届かなければなかなか効果が出ません。
マイクロニードルパッチは、肌表面より一歩深いところが浸透のスタート地点となる画期的なアイテムだから、美容成分がより理想のポイントに届けられるのです。
これは、試してみる価値がありそう♪
さっそく、マイクロニードルパッチをCheck!
教えてくれたのは
NISSHA メディカルコスメティクス部 販売・マーケティング
髙木裕子さん
NISSHA株式会社にて、マイクロニードル化粧品を化粧品アイテムとして普及させる認知活動を担当。
『SHOT MODE』の販売・マーケティングやマイクロニードル化粧品のOEM業務も。