GReeeeN が脚本を手がけ、楽曲『愛唄』制作時と同じ想いとメッセージを込めて紡いだ映画が公開。
突然の病でタイムリミットを告げられた会社員トオルを演じる、横浜流星さんがその魅力を語ってくれました♡
出演をきっかけに、気持ちを素直に伝えるようになった
―― トオルは、恋する勇気を持てないまま会社員としてごく平凡な日々を過ごしている23歳の男性ですが、どういうふうに演じようと思われましたか?
作りこみすぎずに再会した同級生の龍也や、同じく病を抱える凪との会話を素直に受け止めて、素直に返していました。
トオルは龍也に猫背を注意されるシーンがあるのですが、僕はもともと猫背なので、それは生かしていました(笑)。
下を向きながら過ごしていたトオルが、恋に気づいて、みんなに支えられて少しずつ明るくなっていく様子を、表情で感じていただけるように意識しました。
髪型は僕は眉毛が出てしまうと強いイメージになるので、前髪を長めにして隠すようにしていました。
―― 作品中で印象に残っている言葉はありますか?
「生きるって夢中になることだと思う」とか「生きるって時間の長さだけじゃないと思う」ですね。
やはりしっかりと濃い時間を過ごせたかどうかが、大事なんだなと思いました。
観るたびに観方も心に残るものも違う
―― 完成した作品はどんなふうに、ご覧になりましたか?
全力でやったからこそ、自分の力不足も思い知らされました。
最初は撮影の記憶がよみがえってきて、客観的に観られなかったです。
でもGReeeenさんだからこそ思いつく言葉が散りばめられた脚本と、監督を始めスタッフのみなさんが素晴らしい作品に仕上げてくださったのを感じましたね。
家でも何度も観ました。観るたびに泣くポイントが変わりますね。
そのときの自分の状態によって変わるんだと思いますが、恋、友情、親子の愛……、観るたびに見方も変わるし、心に残るものも変わります。
なので、できればみなさんにも何回も観ていただきたいですね。
Beauty Queston!
女性のメイクはどんなのがいいと思う?
やっぱり基本ナチュラルですが、赤リップもいいですね。ちょっとくすんだ茶色とか紫っぽい赤が、大人っぽくて素敵ですね。
欠かさない健康法は?
毎日筋トレはしています。あと今の季節や寒い日は、必ず湯船につかります。疲れが取れます。
※本記事はアッププラス2月号より一部抜粋して掲載しています
よこはまりゅうせい
1996年9月16日生まれ。神奈川県出身。
近年では、映画『キセキーあの日のソビトー』に出演し、話題に。
現在、ドラマ『初めて恋した日に読む話』に出演中。映画『L ♡ DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』や主演映画『チア男子!』の公開が控えている。
『愛唄 -約束のナクヒト- 』
1/25 より全国にて公開
https://aiuta-movie.jp/
©2018「愛唄」製作委員会
[監督]川村泰祐
[出演]横浜流星、清原果耶、飯島寛騎、成海璃子、財前直見、富田靖子、中山美穂、渡部 秀、中村ゆり、野間口徹、西銘 駿、奥野瑛太ほか
恋を知らずに23歳になり、突然人生のタイムリミットを告げられたトオル( 横浜流星) は、失意の中1冊の詩集を拾い、その一節に惹きつけられる。病が進行していく中、運命の少女・凪(清原果耶)に出会う。実は凪は詩集の作者で、ある秘密を抱えていて……。
撮影/嘉茂雅之(Iris)
スタイリング/伊藤省吾(sitor)
ヘア&メイク/永瀬多壱(VANITES)
取材・文/山西裕美(ヒストリアル)