今月のオススメ舞台
人気の音楽エンターテイメントと初上陸の社会派戯曲。生の舞台の迫力を味わって!
独創的なアレンジとパフォーマンスで贈る「ブラスト!」のディズニー版
60種類以上の楽器を使ってステージを動き回りながら演奏するミュージシャン、色とりどりの旗やバトンをあやつるダンサーたちが、“魅せる”“楽しませる”ディズニー音楽究極のエンターテイメント。『リトル・マーメイド』の『アンダー・ザ・シー』、『メイン・ストリート・エレクトリカル・パレード」など、ディズニーの名曲が「ブラスト!」の個性豊かなアレンジで楽しめる。
『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』
7/15大宮ソニックシティ 大ホールほか、全国ツアー全58公演
http://disney.jp/blast
https://blast-tour.jp/
テクノロジーの脅威に警鐘を鳴らす英国の社会派戯曲が日本上陸
2016年にイギリス、ロンドンで上演された英国気鋭の劇作家マイク・バートレットによる社会派戯曲が、舞台初主演のHey!Say!JUMPの中島裕翔主演により上演が決定。2013年アメリカ合衆国政府の個人情報収集の手口を内部告発し、ロシアに亡命したアメリカ国家安全保障局(NSA) の元局員エドワード・スノーデンの事件に着想を得て書かれたストーリー。
『WILD(ワイルド)』
[東京公演]4/28~5/25、東京グローブ座
[大阪公演]6/2~5、シアター・ドラマシティ
https://www.wild-stage.jp
今月のオススメアート&注目イベント
GW恒例のイベントや、日本初上陸の展示など、お休みを満喫できるイベントが続々登場。大切な人を誘って出かけて!
レントゲン写真に録音されたレコード盤
1940年から60年のソビエト・冷戦時代。国家から禁止されていた音楽を聴くために、レントゲン写真にレコードのように溝を掘って音楽を録音したのが始まりのボーン・ミュージックのコレクションを紹介。
『BONE MUSIC展 ~僕らはレコードを聴きたかった~』
4/27~5/12まで、東京・BA-TSU ART GALLERYにて開催
チケットをペアで5組に。
http://www.bonemusic.jp
猫への温かい眼差しがあふれる写真がいっぱい
国内外から高い評価を得ている動物写真家・岩合光昭が、日本各地で出逢った猫たちにスポットをあてた展覧会。まとめて公開は初となる「島の猫」シリーズ、「やきものの里のネコ」など200余点を展示。
『岩合光昭写真展 ねこづくし』
4/23~6/30、川崎市市民ミュージアム 企画展示室1、アートギャラリー1・2・3にて開催
チケットをペアで5組に。
http://www.kawasaki-museum.jp/
アメリカ名作アニメーション魅力に迫る展覧会
1940年、ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラのふたりが短編作品として生み出した、ネコのトムとネズミのジェリーが追いかけっこを繰り返すアニメーション『トムとジェリー』。その貴重な原画や初期のセル画など約250点を展示。
『誕生80周年 トムとジェリー展 カートゥーンの天才コンビ ハンナ=バーベラ』
4/17~5/6、東京・松屋銀座8階イベントスクエアにて開催
チケットをペアで5組に。
GW恒例の映画イベント19回目が開催決定
2001年「日本におけるイタリア年」をきっかけに始まった映画祭の19回目。巨匠マルコ・トゥッリオ・ジョルダーナ監督の最新作『女性の名前』ほか、新進気鋭から巨匠まで、バラエティに富んだジャンルの新作14本、アンコール5本、短編1本を上映。
『イタリア映画祭2019』
4/27~5/4、東京:有楽町朝日ホールにて開催
http://www.asahi.com/italia/2019/
豪華アーティスト出演GW恒例の音楽フェス
GWの4日間に、さいたまスーパーアリーナを巨大な"スタジアムモード"で開催する日本のロックイベント。ASIAN KUNG-FU GENERATION、SKI-HI、SHISHAMO、04 Limited Sazabysなど、4日間で97組以上が出演。今年は終演後、会場で朝まで過ごせる「ALL NIGHT VIVA!」が復活。
『VIVA LA ROCK 2019』
5/3~6、さいたまスーパーアリーナにて開催
https://vivalarock.jp/2019/
戦前戦後に散逸した名品たちが集結
第一次世界大戦による船舶需要を背景に事業を拡大しつつ、1916年~1927年頃のロンドンやパリで大量の美術品を買い集めた松方幸次郎。国内外に散逸した松方旧蔵の作品など約160点を公開。
『国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展』
6/11 ~9/23、東京・国立西洋美術館にて開催
チケットをペアで5組に。
https://artexhibition.jp/matsukata2019
取材・文/山西裕美(ヒストリアル)