旬のカルチャー情報をお届けします!

アッププラス編集部がお届けする、話題のエンターテイメント情報。
今月も数ある中からチョイスしてお届けします。

THEATRE

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『月とシネマ2023』

コロナ禍による全公演中止から約2年幻の作品が新キャストを迎え上演
2021年4月、コロナ禍であとは上演するのみというところで全公演が中止となってしまった『月とシネマ』が、2023年にバージョンアップして上演決定! 作・演出は、ストレートプレイからミュージカル、オリジナルから翻訳作品まで幅広く手がけるG2。映画を題材に想いと笑いがあふれる“映画愛”をめぐるストーリー。

【作・演出】G2
【出演】中井貴一、藤原丈一郎(なにわ男子)、永作博美 ほか
【東京】11/6〜11/28、PARCO劇場
【大阪】12/3〜12/10、森ノ宮ピロティホール
https://stage.parco.jp/program/mooncinema2023

Story
映画館「ムーンシネマ」は、館長が亡くなったことにより閉館の危機。絶縁状態だった館長の息子の映画プロデューサー・並木憲次(中井貴一)は経営のノウハウがなく映画館を売ろうとするが、映画会社宣伝部の若手社員・小暮涼太(藤原丈一郎)らの猛反対を受ける。そこへ並木の元妻でフリーライターの高山万智子(永作博美)が現れ……。

私がおすすめ 株式会社ディップス・プラネット 宣伝部
個性的で一生懸命な人々の姿はきっと心に響くはず
とある町の閉館の危機にある映画館を舞台に巻き起こる、映画愛をめぐるハートフル・コメディです。映画のみならず、愛する何かがある方には、個性的で一生懸命な登場人物が、映画館を存続させるために悩み、奮闘する姿にきっと共感していただけるのではないかと思います。2021年4月に上演予定で、楽しみにしていただいていたみなさんに作品がお届けできなかったのは本当に残念でしたが、今回キャスト陣をはじめ、熱い想いが実りバージョンアップした作品をついにお届けできます。東京・渋谷 PARCO8階のPARCO 劇場、大阪・森ノ宮ピロティホールでお待ちしています!

BOOK

『プチプラコスメでつくるちょっとメイクが楽しくなる本』 コスメヲタちゃんねるサラ

「プチプラコスメ術」を詰め込んだノウハウ本
チャンネル登録者80万人超えの人気美容系YouTuber、コスメヲタちゃんねるサラさん初の著書が完成。プチプラコスメで完成するさまざまなメイク術を紹介した美容本です。サラさんが厳選した偏愛コスメ、「メイクのお悩みあるある」をポイントごとに紹介するなど、毎日のメイクがちょっと楽しくなるメソッドを解説。プチプラコスメでなりたい自分を作る、メイクがもっと楽しくなるノウハウをぎゅっと詰め込んだ1冊です。

発売中 ¥1,980 宝島社

私がおすすめ 株式会社 宝島社 書籍局 第3編集部
いつものメイクをベースに、アップデートするノウハウがいっぱい
サラさんのYouTubeを視聴しながら、「これが一冊にまとまっていたら便利なのにな」と思ったことが書籍化のきっかけです。掲載された項目の中で私が特に興味深く思った企画が、「寝坊した日も大丈夫!3分・5分・10分時短メイク術」。朝はとにかく寝ていたいという方も多いと思いますが、忙しい朝でも時短で完成するメイク法が紹介されていて、みなさんにもとても役立つと思います。他にも「オフィスメイク」「フォーマルメイク」など、シーンに合わせたメイクテクも紹介。いつものメイクと変えなければならないけど、どう変えたらよいのか悩んでいる方に向けて、自分の好きなメイク要素を残しつつ、アップデートするノウハウを紹介しています。コスメメーカーさんとの対談も掲載し、コスメヲタちゃんねるサラさんのこだわり、コスメ愛が詰まった1冊になっています。日々の参考にしていただければうれしいです!

『背筋を伸ばしてみたら、私は綺麗だと気づいた』 朝倉真弓

「小さな自信」を取り戻せるヒントが詰まった指南本
ほかの人の生活を簡単にのぞけるようになった今、口にする言葉、日々の行動、選ぶ服やメイクまで、いつの間にか他人の目線を意識してしまうもの。 「無難に」まとめてしまうと、自分の好きなものも自分のよいところも見失ってしまいます。そんなときは、まず「姿勢」を正して、自分に意識を向けること。体から、心から、自分らしさを取り戻すヒントを1冊にまとめました。

発売中 1,650円 WAVE出版

私がおすすめ WAVE出版 編集部 枝久保英里さん
「姿勢を正す」ことは美しく見せるだけでなく、心を変えていく
著者の朝倉さんが一番強調していたのは、「姿勢を正すだけで、自分に自信を持てた人が本当に多い」ということ。実際に私も姿勢を意識して生活するようになると、その意味がよくわかりました。背筋を伸ばすと呼吸も深くなり、せかせかした心も落ち着いていく。そしてほんの少し視線が上がることで視界が広がり、気持ちも上向きになっていく。駅から会社までの道も、明るく歩けている自分にも気づきました。実践すればキレイになった自分の変化をすぐに実感できます。コラムでは、正しい姿勢の作り方、歩き方、ストレッチなど実践的な内容も盛り込んでいます。「グレイヘアブーム」の立役者として活躍された朝倉さんは、たくさんの顔の見えない人たちからの目線を浴び、さまざまな言葉を受け取ってきた人。そんな朝倉さんだから見つけられた素の自分の愛し方や活かし方は、年代を問わず、これからの時代を生きていくために必ず役立つと思います。

ART

『江口寿史展ノット・コンプリーテッド』

ポップアイコン、江口寿史の「漫画」にフォーカス
『すすめ!!パイレーツ』『ストップ!!ひばりくん』『パパリンコ物語』などの作者で、1980年代から現代に至るまでポップカルチャーの象徴ともされる、漫画家・イラストレーターの江口寿史。その「漫画」「イラスト」作品を紹介する展覧会。独自の「かわいい」表現、ファンが再開を熱望するギャグ漫画の世界、「漫画の中にイラストを描く」という独自の手法を追求する江口寿史の、1977年のデビューから45年を経て、さらに増していく存在感にスポットをあてる。

2024年2/4まで、東京・世田谷文学館2階展示室にて開催中
https://www.setabun.or.jp/

私がおすすめ 編集部
江口作品の原点「漫画」の展示に期待
子どもの頃、夢中になって読んでいた『ストップ!!ひばりくん』。かわいくておしゃれなジェンダーレス男子の「ひばりくん」は、1980年代にはまだ衝撃的でした。コミックの中のコラムで江口寿史さんが紹介していた音楽や書籍を、探して聴いてみたりもしていました。最近ではさまざまなアーティストとコラボした作品を見かけることが多い江口作品ですが、原点はやはり漫画。その直筆の作品群が見られるのは楽しみです。

『ゴッホと静物画―伝統から革新へ』

フィンセント・ファン・ゴッホ《アイリス》1890年 油彩/キャンヴァス ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム
(フィンセント・ファン・ゴッホ財団) Van Gogh Museum, Amsterdam(Vincent van Gogh Foundation)

ヨーロッパ静物画史の中のゴッホを検証
17世紀から20世紀初頭までのヨーロッパの静物画の流れの中にゴッホを位置付け、ゴッホが先人たちから何を学び、自身の作品にどう反映させ、次世代にどんな影響を与えたかを紐解く。代表作「ひまわり」にも焦点をあて、ゴッホやその他の画家たちの作品を展示する。

10/17~2024年1/21まで、東京・SOMPO美術館にて開催
https://gogh2023.exhn.jp/

『モネ 連作の情景』

クロード・モネ《ルーヴル河岸》1867年頃 油彩、カンヴァス 65.1× 92.6cm デン・ハーグ美術館
© Kunstmuseum Den Haag – bequest Mr. and Mrs. G.L.F. Philips-van der Willigen, 1942

印象派の誕生から150年目に贈る100%モネの展覧会
印象派を代表する画家・モネが多く描いた、戸外制作時に見られるモティーフの一瞬の表情を写しとった「連作」に焦点をあてる。〈積みわら〉〈睡蓮〉といった連作から日本初公開の作品など、国内外40館以上から代表作が集結した100%モネ作品の贅沢な展覧会。

10/20〜2024年1/28まで、東京・上野の森美術館にて開催
www.monet2023.jp

取材・文/山西裕美(ヒストリアル)

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