今月のオススメ舞台
注目の舞台が次々に情報解禁！年末の話題公演を、ひと足先にチェック☆
世界観に浸れること必至の期待度マックスの濃密な舞台
田中哲司、大森南朋、赤堀雅秋の演劇ユニットが約4年ぶりに復活上演する舞台。「ヤクザだろうが、子どもだろうが、警察だろうが、老人だろうが、女子高生だろうが、みな等しく“神の子”である」という意味から、作・演出の赤堀がタイトルをつけた。出演は、内容も未知ながら企画に賛同したという長澤まさみなど。
コムレイドプロデュース『神の子』
12／15～30、東京・本多劇場にて上演 2020年、名古屋、福岡、広島、大阪、長野、静岡公演あり
https://www.comrade.jpn.com/kaminoko/
ドラマティックな人間ドラマがベースアクションスペクタクル時代劇
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の8つの玉に導かれた8人の勇猛果敢な犬士（剣士）たちが出会い、立ちはだかる悪霊集団に挑み、戦いの末に悪を滅ぼしていくという、滝沢馬琴原作のスペクタクル時代劇。日本テレビの企画・製作による4回目、2年5か月ぶりとなる今回は、対決、変幻、忠義と裏切り、恋と友情などを散りばめた人間ドラマ。佐野勇斗が舞台初主演で犬塚信乃を演じるほか、松田凌、岐洲匠、神尾楓珠、塩野瑛久、上田堪大、結木滉星、財木琢磨などが出演。
『里見八犬伝』
10／17～21、東京・なかのZERO 大ホール、11／30～12／8、東京・明治座にて上演ほか、大阪、福岡、愛知公演あり
https://satomihakkenden.jp/
今月のオススメアート＆注目イベント
本格的に芸術の秋が到来！国内外の秘宝がミュージアムに集結します！
日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念
ブダペスト国立西洋美術館＆ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵
ルネサンスから20世紀初頭まで、約400年にわたるヨーロッパとハンガリーの絵画、素描、彫刻の名品130点を展示。クラーナハ、エル・グレコなどの巨匠やハンガリーの作家たちの名作も出品
『ブタペストーヨーロッパとハンガリーの美術400年』
12／4～ 2020年3／16、東京・国立新美術館 企画展示室1Eにて開催
チケットをペアで5組に
https://budapest.exhn.jp
シニェイ・メルシェ・パール《紫のドレスの婦人》1874年、油彩／カンヴァス、103×76.6cm、ブダペスト、ハンガリーナショナル・ギャラリー
©Museum of Fine Arts,Budapest-Hungarian National Gallery,2019
出雲と大和の名品から古代日本の成立と特質に迫る
重要文化財 浮彫伝薬師三尊像 飛鳥～奈良時代・7～8世紀 奈良・石位寺蔵
2020年は我が国最古の正史『日本書紀』が編纂された、養老4年（720年）から1300年。この世界の記念すべき年に、祭祀と政治を象徴する地、島根県と奈良県が東京国立博物館と共同で開催。国宝・荒神谷遺跡出土青銅器、国宝・加茂岩倉遺跡出土銅鐸など、貴重な出土品などを公開。
日本書紀成立1300年 特別展『出雲と大和』
2020年1／15 ～3／8、※会期中展示替えあり 東京国立博物館平成館にて開催
チケットをペアで5組に
https://izumo-yamato2020.jp/
世界各地のミイラとその背景にある文化を紹介
《ペンジュの木棺》紀元前800年頃
所蔵：ドイツ・ヒルデスハイム博物館
Roemer-und Pelizaeus-Museum Hildesheim
人工的に作られたものから、自然に作られたものまで、エジプト、ヨーロッパ、南米など世界各地のミイラが大集合。ミイラとその背景にある文化、実像、関わる人々の活動などを紹介していく。
特別展 ミイラ～「永遠の命」を求めて
11／2～2020年2／24、東京・国立科学博物館にて開催
チケットをペアで5組に
http://www.tbs.co.jp/miira2019/
NYのアーカイブから世界初公開作品からも多数展示
ソール・ライター《帽子》1960 年頃、
発色現像方式印画
©Saul Leiter Foundation
1950年代からNYでファッション・フォトグラファーとして活躍しながら、1980年代に表舞台から姿を消したソール・ライター。未整理資料から発掘された未発表作品と供に、その創作の秘密に迫る。
『ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター』
2020年1／9～3／8、東京・Bunkamura ザ・ミュージアムにて開催
チケットをペアで5組に
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter.html
国内外の美術館、個人蔵から傑作だけが集結
葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
江戸時代/天保2-4年（1831-33）頃、
横大判錦絵 ミネアポリス美術館蔵
Photo:Minneapolis Institute of Art
展示期間：2019年11月19日～12月15日（東京会場）
浮世絵の歴史の中でも、絶大な人気を誇る喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳の5人にフォーカスした展覧会。美人画、役者絵、風景画、武者絵とそれぞれの得意とする分野を存分に楽しめる、浮世絵づくしの空間。
『大浮世絵展 歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演』
11／19～2020年1／19、東京・江戸東京博物館にて開催
チケットをペアで5組に
https://dai-ukiyoe.jp
ハリー・ポッター™ シネマ・コンサートシリーズ第3弾
名作映画の音楽パートをそのまま抜き出し、東京フィルハーモニー交響楽団の生演奏とともに映画上映されるコンサート。2004年公開のハリー・ポッターシリーズ第3弾映画が、遂に登場！
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人™』
12／28、29、東京国際フォーラムホールＡにて開催
http://www.promax.co.jp/harrypotter/
HARRY POTTER characters,names and related indicia are © & ™ Warner Bros. Entertainment Inc. WIZARDING WORLD t rademark and logo © & ™ Warner Bros.
Entertainment Inc. Publishing Rights © JKR. (s19)
取材・文／山西裕美（ヒストリアル）
