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旬のエンタメ情報をお届けします!
今月はミュージカル、映画、アートをお届けします。

THEATRE

ミュージカル 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

JR東日本四季劇場[秋](東京都)にて、4月6日(日)開幕
延長公演 2025年10月1日(水)~2026年3月29日(日)のチケットは、2月23日(日・祝)午前10時に一般発売開始
(劇団四季ナビダイヤル 0570-008-110)

傑作SF映画が、超体感ミュージカルに!

アメリカ、カリフォルニア。ロックスターにあこがれるマーティは、変わり者のエメット・ブラウン博士・通称ドクに、デロリアンを改造したタイムマシンを見せられる。
1985年に世界的に大ヒットしたSF映画の金字塔が、2020年にイギリスでミュージカル化。
映画公開から40年となる2025年、劇団四季がミュージカルとして上演!

デロリアンが生み出すアトラクションのような演劇体験
公演ビジュアルを見て期待が高まるのは、タイムマシン・デロリアンの活躍。
映画を緻密に再現したデロリアンが舞台に姿を現すと、劇場全体がギアアップ!
最新技術を駆使し、映像、照明、音響が一体化したタイムトラベルシーンには、大興奮間違いなし!

MOVIE

『ウィキッド ふたりの魔女』

3月7日より全国にて公開
【監督】ジョン・M・チュウ
【出演】シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ボーウェン・ヤン、ピーター・ディンクレイジ with ミシェル・ヨー and ジェフ・ゴールドブラム

2人の魔女の眩しく切ない物語
魔法と幻想の国オズにある「シズ大学」で出会った孤独なエルファバと人気者グリンダ。
見た目も性格も魔法の才能も違う2人は、友情を築いていくが……。
「オズの魔法使い」で少女ドロシーがオズに迷い込む前の“始まり”を描く。

©Universal Studios.All Rights Reserved.

一流製作陣による圧倒的な世界観は、2025年度賞レースの注目の的!
エルファバをトニー賞、エミー賞、グラミー賞などの受賞歴があるシンシア・エリヴォが、グリンダを唯一無二の声を持つスーパースター、アリアナ・グランデが熱演。
映画・舞台の垣根を超えた超一流キャスト・スタッフが集結。

『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』

2月28日(金) より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開
【監督】ジェームズ・マンゴールド
【出演】ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、&スクート・マクネイリー

20世紀最大のカリスマ“始まり”の5年間を描く青春物語
1961年冬、たった10ドルを手にNYに降り立った青年、ボブ・ディラン。
詩人・パフォーマーであり、2016年にはノーベル文学賞を受賞し、今なお現役ミュージシャンとして活動する彼の、激動の5年間の日々と成長を描く。

©2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

ディランになり切ったT・シャラメに感動!
若きボブ・ディランを演じるのは、No.1ハリウッド俳優、ティモシー・シャラメ。
5年間でギター、ハーモニカ、そして歌も習得。
そのクオリティーの高さはもちろん、話し方までもがそっくり!

ART

『ミロ展』

3月1日(土)~7月6日(日)、東京都美術館にて開催
https://miro2025.exhibit.jp/

創作活動全体を振り返る空前の回顧展
1893年にスペイン・カタルーニャに生まれた、同郷のピカソと並ぶ20世紀を代表する画家・ジュアン・ミロ。
90歳で亡くなるまで新たな表現に挑戦し続けた彼の生涯を振り返る、日本では1966年以来となる大規模な展覧会。

《オランダの室内Ⅰ》
1928 油彩/カンヴァス 
91.8 x 73 cm
ニューヨーク近代美術館
Mrs. Simon
Guggenheim Fund. Acc.
no.: 163.1945
Digital image,The Museum of ModernArt, New York/Scala, Florence

独自の解釈で描かれた各時代を代表する名作が集結
1920年代の傑作《オランダの室内I》は、17世紀オランダの画家ヘンドリック・ソルフの絵画を基にして描いた作品。
潜在意識や子どものような精神が反映された、明るく楽しい、ミロならではの解釈が興味深い。

『西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館』

サンディエゴ美術館外観 © San Diego Museum of Art

国立西洋美術館外観 © 国立西洋美術館

3月11日(火)-6月8日(日)、東京・国立西洋美術館にて開催
https://art.nikkei.com/dokomiru/

日米2美術館、88点がコラボレーション
「作品をどのように見ると楽しめるか」という観点から、西洋美術の歴史を紐解く展覧会。
サンディエゴ美術館、国立西洋美術館の所蔵品をペアや小グループごとに展示・比較し、さまざまな角度から絵画を深掘りできる。

ユベール・ロベール
《マルクス・アウレリウス騎馬像、トラヤヌス記念柱、神殿の見える空想のローマ景観》
1786年、油彩/カンヴァス、国立西洋美術館

リアルとファンタジーを融合した空想的風景
18世紀ヨーロッパでは、グランド・ツアーと呼ばれるイタリア旅行が流行し、「ヴェドゥータ」と呼ばれる都市景観画が人気に。
フランスの画家・ユベール・ロベールは、ローマ市内に実在するモニュメントを自由に組み合わせて構成。

『手塚治虫「火の鳥」展 ―火の鳥は、エントロピー増大と抗う動どう的てき平へい衡こう=宇コスモ宙生ゾーン命の象徴― 』

手塚治虫「火の鳥」展キービジュアル ©Tezuka Productions
3月7日(金)~5月25日(日)、東京シティビューにて開催
https://hinotori-ex.roppongihills.com/

輪廻転生の叙事詩を生命観の視点から読み解く
天才漫画家・手塚治虫が「生きること、死ぬことの意味は何か」を主題として描いた名作『火の鳥』。
本展では原画を中心に映像、関連資料、その世界観を表現したグラフィックなど計800点以上を展示。
企画監修を担うのは生物学者・福岡伸一氏。

<COM『火の鳥』ヤマト編> ©Tezuka Productions

愛にあふれた密度の濃い主要12編の貴重な原稿を多数展示
『火の鳥』のコミックは「黎明編」から「太陽編」の主要12編から構成。
4世紀頃の日本を舞台にした「ヤマト編」で、火の鳥が主人公のオグナに道を示す名シーンの原画も展示。
引き込まれるような濃い密度の原画を体感できる。

文/山西裕美(ヒストリアル)

 

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