旬のカルチャー情報をお届けします!

アッププラス編集部がお届けする、話題のエンターテイメント情報。
今月も数ある中からチョイスしてお届けします。

MOVIE

『ジャンポール・ゴルチエのファッショ狂騒劇』

2018年のパリ公演を皮切りにヨーロッパで30万人を動員
2023年5〜6月に東京と大阪でも公演が開催された、ミュージカル『ファッション・フリーク・ショー』ができるまでを追ったドキュメンタリー。「“違う”ことは、美しい」というゴルチエの言葉を体現する、他に類を見ない新ジャンルのエンタテインメント。

【監督】ヤン・レノレ
【出演】ジャンポール・ゴルチエ
9/29より、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、新宿シネカリテほか全国公開
© CANAL+ / CAPA 2018

Story
ゴルチエの幼少期からトップデザイナ―に駆け上がるまでを表現した、自叙伝的なランウェイミュージカル『ファッション・フリーク・ショー』。その舞台裏にカメラが2年間密着。華麗なショーを創り上げた背景に迫る。

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そうそうたるセレブたちも出演
ゴルチエと長年親交がある、今なおファッションアイコンとして君臨するマドンナやマリオン・コティヤールなどもカメオ出演。
劇中には、ゴルチエが手がけた個性的な衣装も多数登場。
世界的なセレブも虜にした華麗なゴルチエの世界を、劇場で体験してください!

DRAMA

『ムービング』

韓国人気俳優たちの美の競演愛と絆を描くヒューマンドラマ
韓国の有名作家であるKang Fullの人気ウェブトゥーン漫画『ムービング』の実写ドラマ化。超能力を隠したまま現代を生きていく子供たちと、過去の秘密を隠したまま生きてきた親たちが、時代や世代を越えて迫りくる悪と危険に立ち向かう超能力アクションヒーロー作品。韓国女子から「最も理想的な顔」と言われるコ・ユンジョンや、ナチュラル・ビューティー代表格のハン・ヒョジュの”美”をひとつのドラマで堪能できる贅沢な作品。

【監督】パク・インジェ、パク・ユンソ
【脚本】Kang Full
【出演】リュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ、チョ・インソン、イ・ジョンハ、コ・ユンジョン、キム・ドフン
全20話、ディズニープラス スターにて独占配信中
https://disneyplus.disney.co.jp/about/star/korea
© 2023 Disney and its related entities

私がおすすめ ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 ブランド&コンテンツマーケティング『ムービング』担当
なんと言ってもコ・ユンジョンが演じる謎の美少女転校生ヒスと、主人公ボンソクの青春&キュンキュンシーンに注目です。
少しぽっちゃりで垢抜けないボンソクですが、ピュアで優しくてヒスのことをいつも100%心から応援するとても良い。
超能力の秘密を共有し、ふたりが惹かれ合っていく甘酸っぱい様子を見ているとニヤニヤしてしまいます。

ART

『手塚治虫 ブラック・ジャック展』

ブラック・ジャック展キービジュアル ©Tezuka Productions

連載から50年、名作医療マンガのすべてが一堂に!
2023年は手塚治虫の医療マンガ『ブラック・ジャック』が登場して50年。顔に傷がある黒ずくめの天才外科医ブラック・ジャックと彼が創造した女の子ピノコ。強力なキャラクターたちと共に、生命とそれを救う医療の在り方を問うこの名作の誕生秘話、作品の魅力を、さまざまな展示を通して解き明かす展覧会。

10/6〜11/6、東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて開催
https://blackjackex.roppongihills.com/

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キャラクターグッズ展開にも期待!
展示内容はもちろんですが、東京シティビューでの展覧会のもうひとつの目玉はグッズ。小学生の頃初めて読み、人生の随所随所で読み返してきた『ブラック・ジャック』。限定グッズやコラボレーショングッズなど、たくさんの商品が並ぶことは間違いなし。今から散財を覚悟しています。

『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル』

イヴニング・アンサンブル
1984年秋冬オートクチュールコレクション
© Yves Saint Laurent
© Nicolas Mathéus

2008年の没後初の大回顧展
クリスチャン・ディオールの急死を受け、1958年に21歳で同デザイナーとして鮮烈なデビューを飾ったイヴ・サンローラン。その後自身のブランドを成功させ、独自のスタイルを確立するまでの40年の歴史を、110体のルック、アクセサリー、ドローイング、写真など約300点を12章構成で紹介。彼のデザイナーとしての人生とその創造の全貌に迫る展覧会。

9/20〜12/11、東京・国立新美術館 企画展示室1Eにて開催
https://ysl2023.jp

『永遠の都ローマ展』

 

カピトリーノ美術館の所蔵品をまとめて公開
2000年を超える栄えある歴史と比類なき文化を築いた、ローマ。現在のローマ市庁舎のあるカピトリーノの丘に建設された、世界で最も古い美術館のひとつであるカピトリーノ美術館。その所蔵品を中心に、建国から古代の栄光、教皇たちの時代から近代までの約70点の彫刻、絵画、版画などを展示。「永遠の都」と称される歴史と芸術を紹介する。古代ローマ彫刻の傑作《カピトリーノのヴィーナス》も来日し、東京会場限定で公開される。

9/16~12/10、東京都美術館にて開催土・日・祝日のみ日時指定(当日の空きがあれば入場可)
https://roma2023-24.jp
2024年1/5〜3/10、福岡市美術館に巡回

『パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展 ―美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ』

マリー・ローランサン《アポリネールとその友人たち(第2ヴァージョン)》 1909年/ポンピドゥーセンター(1973年代物弁済)  Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne – Centre de création industrielle
© Centre Pompidou, MNAM-CCI/Audrey Laurans/Dist. RMN-GP

キュビズムを正面から取り上げる50年ぶりの本格的な展覧会
西洋美術の歴史に大きな変革をもたらした、20世紀初頭、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックのふたりの芸術家によって生み出された「キュビズム」。その名前の由来は、1908年のブラックの風景画が「キューブ(立方体)」と称されたこと。近現代美術コレクションを誇るパリのポンピドゥーセンターの所蔵品からキュビズムを語る上で欠かせない作品が来日。50点が日本初出品。

10/3〜2024年1/28、東京・国立西洋美術館にて開催
https://cubisme.exhn.jp

『生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ』

棟方志功 《華狩頌》 1954年 棟方志功記念館

世界のムナカタができるまでを辿る大回顧展
ヴェネチア・ビエンナーレでの受賞をはじめ、「世界のムナカタ」として国際的な評価をえた版画家の棟方志功。その生誕120年を記念し、棟方と富山、青森、東京の各地域との関わりを軸に、版画、倭画(自作肉筆画の呼称)、油絵、挿絵や包装紙などの商業デザインなど多岐にわたる活動を紹介。ムナカタが社会現象になるまでの道のりを辿る。

10/6〜12/3、東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリーにて開催
https://www.munakata-shiko2023.jp

取材・文/山西裕美(ヒストリアル)

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