今月のオススメ舞台
2019年こそ、生の感動が味わえる舞台デビューを!感動を呼ぶ、話題の舞台をセレクト
欲望が引き起こす人間関係のクラッシュ個性派キャストが織りなす悲喜劇
幼少期、貧乏だったゆみこは、母の再婚相手の子供・静香と、金持ちになる誓いを立てる。ある屋敷に住む息子の、静香は婚約者として、ゆみこは女中として潜り込むが……。麻生久美子と中村倫也が初タッグ、29歳の根本宗子が脚本、演出、出演。全てに貪欲で、やっかいな女・ゆみこを中心に繰り広げる、悲喜劇。
『クラッシャー女中』
3/22~4/14、東京・本多劇場ほか、4都市で公演
http://mo-plays.com/crusher/
奇跡のコラボが5月東京に凱旋
15歳の「僕」は、自分の分身ともいえるカラスに導かれて、父親と暮らす家を出る。村上春樹の傑作長編小説を蜷川幸雄が演出し、世界ツアーを行った舞台が、2月パリの国立コリーヌ劇場で上演。5年ぶりの東京凱旋公演が決定。出演は寺島しのぶ、岡本健一など。
舞台『海辺のカフカ』
5/21~6/9、TBS赤坂ACTシアターにて上演
http://hpot.jp/stage/kafka2019
今月のオススメアート&注目イベント
年初めから盛り上がる、アートシーンや売り切れ必至のライブ情報までワクワクの情報をチョイス!
V&Aによる展覧会200点以上の作品が日本に上陸
A.A.ミルンの物語とE.H.シェパードの挿絵によって1926年にイギリスで誕生した『クマのプーさん』。1973年にシェパードが270点以上の原画や資料を寄贈した、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)のコレクションを中心とした展覧会。
『クマのプーさん展』
2/9~4/14、東京Bunkamuraザ・ミュージアムにて開催
チケットをペアで5組に。
https://wp2019.jp
ヴィクトリア朝の英国を代表する芸術家が一堂に
ラファエロ以前の絵画表現に回帰する必要性を訴え、1848年ロセッティらが結成したラファエル前派同盟。その精神的な指導者、美術批評家ジョン・ラスキンが見出した、ターナー、ロセッティなどの油彩画、水彩画、素描など約150点を展観。
『ラファエル前派の軌跡展』
3/14~6/9、東京・三菱一号館美術館にて開催
チケットをペアで5組に
https://mimt.jp/ppr
両陛下が海外に伝えた日本美を紹介
宮内庁が所管する皇室ゆかりの作品の中から、天皇陛下御即位の儀式に際して東山魁夷、高山辰雄が制作した『悠紀・主基地方風俗歌屏風』や、天皇皇后両陛下が外国ご訪問の際にお持ちになって紹介された作品などを展示。
特別展 御即位30年記念「両陛下と文化交流―日本美を伝える―」
3/5~4/29、東京国立博物館 本館特別4・5室
チケットをペアで5組に
https://tsumugu-exhibition2019.jp/
ル・コルビュジエの原点を世界遺産で観る
設計した国立西洋美術館本館が、2016年ユネスコ世界文化遺産に登録された、ル・コルビュジエ。開館60周年を記念し、彼が若き日々にパリでピュリスム(純粋主義) の運動を推進した時代の絵画、建築、インテリア・デザインなどの活動を振り返る。
国立西洋美術館開館60周年記念
「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代」
2/19~5/19、東京・国立西洋美術館 本館にて開催
チケットをペアで5組に
https://lecorbusier2019.jp
史上最大規模哺乳類大行進
地球上のほとんどの環境に適応し走る、跳ぶ、登る、泳ぐなどの移動運動「ロコモーション」能力を持つ哺乳類。その能力の研究を映像で説明するほか、国立科学博物館が誇る、陸と海の哺乳類の実物標本150点以上を分類群ごとに展示。
特別展『大哺乳類展2―みんなの生き残り作戦』
3/21~6/16、東京・国立科学博物館にて開催
チケットをペアで5組に。
https://mammal-2.jp
世界的ソロ・アーティスト 自身初の東阪ドーム公演決定
最新アルバム『÷( ディバイド)』ではグラミー賞を受賞、世界中からその才能が注目される、イギリス出身のシンガーソングライター、エド・シーランが来日。日本では初となるドームでのパフォーマンスが実現。
エド・シーラン『Ed Sheeran DIVIDE WORLD TOUR 2019』
4/9東京ドーム、4/23 京セラドーム大阪にて開催
[東京公演]サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10:00 ~ 18:00)
[大阪公演]夢番地(大阪)06-6341-3525(11:00 ~ 19:00)
https://edsheeran.jp
取材・文/山西裕美(ヒストリアル)