自分の五感の癖を知ることで ストレスに耐えられる力を育む

本当の美しさとは心と身体を一体化させてバランスよい状態を保てること。けれども毎日の様々なストレスによって、それを維持することは容易ではありません。
そんな心と身体のバランスを五感に働きかけることによって整えるセラビーが今注目されています。
五感セラピストの第一人者でもある五十嵐久美子先生の“GOKAN”メソッドのヒントを連載で紹介します。

五十嵐久美子先生の“GOKAN”セラピーとは?

コロナ禍で私達の環境は大きく変化し、本格的なストレス社会になってきています。ストレスがたまることで、不眠や鬱になる方も増えてきました。未来はどうなるのか? 不安定な世の中でストレスなく自分らしく生きるために必要なこと、それはどんな変化にもあわせられるストレス耐久性なのです。

ストレス耐久性には自分の五感の感覚の使い方を知ることが大切になります。五感の感覚はあたり前にありすぎて意識しづらいものでもありますが、1番近くにいて自分のために働いてくれている感覚でもあります。目が疲れてかすむ、耳なりや音が気になる、臭いがわからない、または気になる、濃い味のものや甘い味のものが欲しくなる、手足が冷える、肩凝りがあっても感じない、痛みに鈍感、不眠……等々。それは脳疲労をおこしていて、五感の感覚に症状があらわれている証拠でもあります。

脳疲労をとるには五感疲労をやわらげてあげることが有効的です。五感セラピーを行うことで、五感のバランスを整え、脳疲労をとりストレス耐久性を上げていくことができるのです。こうしたストレスケアを行うことが、自分らしさを大切にすることにつながり、自分の個性や性格を形成していくことにもなるのです。人にあわせたり、無理して我慢したり、嫌なことを頑張ったりすると五感の感覚は歪み脳疲労やストレスまたはトラウマにもなります。五感の歪みは癖になり、やる気がでない、人といるのが疲れる、何をしても楽しめないなどのネガティブな思考、心配症、イライラする等の状態になります。つまりストレスをそのままにしていくと人格にまで影響を及ぼしかねないということでもあるのです。

五感セラピーのケアはまず始めに色彩心理分析でストレスタイプを分析して、自分の心と身体に合った音楽療法のできる曲と心理状態にあわせたアロマオイルで自律神経トリートメントを行います。味覚では快食療法のアドバイスをし、五感のバランスを整え、心と身体のケアをしています。この方法で19年間3万人以上の方と向き合ってきました。

今の自分はどんな気持ちですか? なんとなくやる気がでない、モヤモヤする、楽しい気持ちがおきない、自分に自信がない……、まずは今自分がどんな状態なのか、自分の五感の癖を知ることから始めてみましょう。そして五感それぞれのバランスを丁寧に整えていくことが大切です。五感に目覚めて、心も身体も健康的を目指して、美しい女性へ!

五十嵐 久美子
一般社団法人 五感セラピー協会 理事長、INFA国際エステティック連盟国際ライセンスゴールドマスター、IEA国際エステティィクライセンス、EU認定校デビアン美容専門学校認定講師、スペイン政府認定プラガ国際ライセンス、色彩心理学認定トレーナー。
エステティシャンの経験を経て、19年前にエステ技術だけではなくメンタルケアの必要性を感じ、五感セラピーをドイツで学び始める。
当時プライベートでもストレスを抱えていたが、旅行も兼ねて訪れたドイツで、代替療法を学びながら自身も五感がもたらす幸福感に癒されたという。
以後、五感セラピーの第一人者として、五感セラピー協会を発足。自らによる施術、講演会、企業顧問、執筆など活躍は多岐に渡る。
サロンでの施術は数ヶ月先まで予約待ち。

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