アリコンが観た映画の中から、特におすすめの３本をセレクト。
近日の公開をお楽しみに！

近日公開おすすめ MOVIE

なかなか家から出られない日々が続いていますね。今月は僕が既に観た近日公開映画から、おすすめしたい作品を３本あげさせていただきました。
俳優さんたちの演技も、真に迫るものばかり。中でも『劇場』の松岡茉優さんの演技は素晴らしい、のひと言です。公開を楽しみに待っていてくださいね！

『劇場』

友人と立ち上げた劇団で脚本家兼演出家をする永田（山﨑賢人）の作風は酷評されてばかり。
厳しい現実の中、女優志望の大学生・沙希（松岡茉優）に出会い同棲生活をスタートさせるが……。
ds又吉直樹の２作目の同名小説を映像化。

公開情報については公式HPをご確認ください
https://gekijyo-movie.com/
©2020「劇場」製作委員会

アリコン Check!
下積みの地獄は、クリエイティブな職業の人は、少なからず経験したことがあるはず。
その切なさを、エグいほどにぶつけてきます。

『朝が来る』

特別養子縁組で男の子を迎え入れた、栗原清和（井浦新）と佐都子（永作博美）夫婦。
幸せな日々をおくっていた６年後のある日、息子の産みの親と名乗る女性から、電話がかかる。
原作小説は辻村深月、監督は河瀨直美。

近日公開
http://asagakuru-movie.jp/
©2020「朝が来る」Film Partners

アリコン Check!
登場人物に“悪い人”はいない。少しのボタンのかけ違いでこうなってしまったという物語。
ミステリー的要素が強い作品です。

『サイダーのように言葉が湧き上がる』

俳句以外で思ったことをなかなか口に出せない少年チェリー（声：市川染五郎）は、見た目のコンプレックスをマスクで隠す少女スマイル（声：杉咲花）と出会う。
ふたりはSNSを通じで、言葉をかわすようになる。

近日公開
http://cider-kotoba.jp/
©2020 フライングドック／サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会

アリコン Check!
80年代風の絵柄と若者のもどかしい恋愛にほっこりします。
劇中に、高校生たちの俳句も登場。使われる音楽も素敵でした。

今、観るべき３MOVIE

2020年はインターネットで映画を観ることが加速。今回はＤVＤやサブスクリプションで観られる、”今だからこそ是非観て欲しい”３本を選びました。観終わってポジティブになれる、ハートウォーミングな３本です。家族と一緒に住んでいる方は、一緒に観ていただければ、さらに楽しめると思います。
こんなときだからこそ、昔好きだった作品をもう１回観てもいいんです。是非、ご自身の中の映画熱を高めていただければ、と思っています。

『この世界の片隅に』

これは戦時中の話なんですが、非常事態のとき、それとどう向き合うかを考えさせてくれるストーリーです。

『きみに読む物語』

療養生活をおくる老婦人に、物語を読み聴かせる老人。何があっても愛を貫く姿に、胸を打たれます。

『アバウト・タイム愛おしい時間について』

後悔ばかりしても仕方ない、だったら1秒先からでも、なりたい自分になったほうがいいと教えてくれます。